建築用語辞典

Dictionary

わかりにくい建築用語を丁寧に解説。2000語以上の用語が調べられます。
お住まいづくりなどの情報収集にお役立てください。

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から始まる建築用語

「ラーメン工法」ともいい、門型の軸組みで柱と梁の接合部が一体化された、「剛接合」になっている構造形式のこと。 ラーメン構造は、比較的大きな空間を造ることができますが、一般的な工法では、室内に柱形や梁形などが張り出ます。

明るさを自由にに調節できます。くつろぎや作業など暮らしのシーンに応じた光の演出が自由自在にできます。 また、調光して照度を下げると、全灯時より消費電力がダウンし、ランプの寿命も延びるため、省エネにもつながります。

個人や家族が年とともに成長、変化していくことを循環的にとらえること。あるいは、それによる時間的な区分。住宅の視点としては、住居形式、内装の可変システム、住み替え、耐用年数などの問題と直結します。

人生の年齢的な段階。 一生を幼年期、少年期、青年期、壮年期、老年期に分けるケースが多い。それに伴う要求条件の変化に対応する住空間の考え方が重視されます。

談話や休憩のための人が集まる部分を、まとまりと落ち着きを得るために、ほかのところより1段下げたスペースのこと。 ホテルなどに多いが、住宅でもリビングルームにこの方法が取り入れることがある。

「コーチボルト」とも言い、木ネジ状の頭がナットタイプの金物のこと。ホールダウン金物・火打金物などの留め付けに用いる。尚、ラグスクリューを使用する場合は、木材の割裂の恐れがあるので下孔をあける必要があります。

構造用合板にポリマーモルタルを下塗りした株式会社ノダのモルタル下地材の商品名です。 ラスカットパネルは、商品名からも解るように、外壁左官工事で従前のラス及び下塗りモルタルが不要で、工期短縮が図れるモルタル下地材のことです。

左官工事で、メタルラスやワイヤーラスなどのラス下地にモルタルで下塗り、または 仕上をすることを言います。

上下にある弦材の間をつなぐ、ジグザグ状あるいは斜めの材。 鋼材による梁の一般的な構造で、これをラチス梁といい、ラチスを用いた柱はラチス柱と言います。

ニトロセルロースや樹脂を溶剤で溶かして作られた塗料のこと。乾燥が早く、顔料を加えた塗料は「ラッカーエナメル」と言い、光沢のある着色塗膜が得られます。

板を格子状に組んだパネルのことを言います。 植物を這わせたり、敷地の仕切り(フェンス)として使用したりする。

2人がけのソファーのこと。 「ラブシート」とも呼ばれています。

一般的に、プラスチックフィルム・アルミ箔(はく)・紙などを貼り合わせて層にすること。積層の意味。 建築では、薄い板を層にすること。または、板を重ね合わせること。 ラミナは薄板という意味で、ラミナを積層したものが集成材です。

広葉樹の一種です。フタバガキ科。 南洋材の代表的な樹種で、合板によく用いられています。虫害に弱いので防虫処理が必要です。

木の板材などで、長さが一定でなく、いろいろな長さのものを総じて言います。 乱尺のフローリングなどを張っていくと、継目が不規則になり、このような張り方を「乱張り」若しくは「乱尺張り」と言います。

洗濯室のこと。洗濯機、乾燥機などを設置する部屋で、住宅ではこの機能を洗面室やユーティリティに含めることがある。

シナやラワンなどの薄い板を小角材を寄せ集めた芯材(コア)の両面に貼った3層構造です。表面の見え方は合板と同じですが小口の見え方が異なります。コアはところどころに入っていて隙間があります。ランバーコアは、主にトイレブースなどのパネルや家具など用いられます。

欄間に取り付ける小さな障子です。装飾用として用いられると同時に、換気や通風を確保したり、冬は隙間風を防ぐなどの役割も果たしています。

書き物をするためのデスクの一種です。扉を開くと天板になります。

建物の中心部分に採光や通風のために設けた吹抜スペース。中庭の一種です。ライトコートに面する窓を設けることで、室内に光が取り入れられる

腐食・摩耗などの防止のために、あるものの内側に他の材料をはりつけることを。また、裏付け、裏張りと言います。建築設備では、塩ビライニング鋼管、ポリエチレン粉体ライニング鋼管などの配管材料がそれにあたります。

生活様式。衣食住のあり方だけでなく、価値観や行動様式なども含めて言います。1970年頃から世代間などで差異が目立ち始め、ライフスタイル論が盛んになり住宅もライフスタイル別に計画されるようになった。

休息、談話などのためのラウンジに置くことを主目的とする休息度の高い椅子。 足をのせることのできるオットマンと組み合わせるものもあります。

小さめで、厚手の敷物で、敷きつめないで部分的に敷くものを指します。 一般的に、1畳から3畳未満の大きさを「ラグ」と言います。1畳未満は「マット」と呼んでいます。

モルタルを付着させるために用いる金属でできた網状のもので、針金を組んだものを「ワイヤーラス」、金属板に傷を付けて引き伸ばしたものを「メタルラス」と言う。

表面に玉虫色に輝く金属皮膜のような釉薬を使ったタイルのこと。 ラスターとは、艶、光沢を意味します。

和室の壁などの、塗壁に用いられる左官下地材で、浅い溝のついた石膏ボードのこと。

スパイラル階段、若しくは廻り階段ともいい、階段の中でも特に回転形のものを指し、上部からみると円形になっており、中心の柱の回りを回転しながら上昇あるいは下降する構造の階段のこと。 素材は、金属、木、コンクリートなどさまざまで、かつてはマンションなどの非常階段に多く用いられた。

ものを飾ったり、乗せたりする棚や台の総称です。

基礎底から支持地盤まで打設する無筋コンクリートのこと。 盛土や軟弱な地盤が厚くなく、直下に硬質地盤がある場合にラップルコンクリートは地盤改良に適しています。

漆工芸技術のひとつで、夜光貝や蝶貝などの貝殻の真珠質の部分を、漆面の模様の彫穴にはめ込んで研ぎ出す技法です。 中国唐代に発達し、日本へは奈良時代に伝来、平安時代には蒔絵とともに使われるようになった。

合板の表面に特殊加工(ラミネート)された紙を貼った化粧合板のこと。 一般的な和室天井材として用いられています。

南洋材のラワンを貼り合せた普通合板のこと。壁の下地補強材やCFシートを貼るときの床のレベル調整材や、物入などの床・壁・天井の仕上材などに使われています。

弱い箇所を集中させないために、継手の位置を一定にしないで、少しずつずらすことを言います。

石積みで、形の不定な切石をはめ込むように積むこと。野面積みや崩れ積みでできる形のこと。

建築完成後の建物や設備を維持・運用・管理するために必要な費用。 維持管理費、光熱費、修繕費などのこと。 尚、完成前にかかる建築費用などの投資費用をイニシャルコストと言います。

続き部屋の間などにある、鴨居の上の開口のこと。 格子や透かし彫りの飾り板などをはめ込むことが多い。欄間の種類には、彫刻欄間、筬欄間(おさらんま)、組子欄間、透彫り欄間などがあります。 また、部屋と部屋の境目に入れるものを間越し欄間、部屋と縁側の間に入れるものを明り欄間といい、それぞれの部屋に空間的な連続性をもたせる役割もあります。 尚、出入口のドアや窓の上に設けた採光や通風のための窓部分のことも「ランマ」と言います。

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