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床リフォーム

床リフォーム

誰もが毎日踏みしめている『床』。お部屋の土台として、その印象を左右する『床』。
室内は靴を脱いで、素足で床を歩くことが多い日本の住まいにおいては、床はとても大きな役割を担っています。
床材には多くの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
それぞれの特徴をふまえ、快適性、機能性、デザイン性そしてお手入れ方法に着目してセレクトするとよいでしょう。

床材の種類

<フローリング>

●単層フローリング(無垢材)
無垢材とは、切り出した天然木の一枚板を加工したもの。保温性、断熱性に優れており季節に合わせて湿気を調整してくれる調湿作用があるのが特徴です。
一般的にやや高価ですが、使用する木材の種類によって価格は大きく変化します。
メリット…肌触りが良く、木の風合いが楽しめます。
デメリット…傷がつきやすく、反りや割れなどが発生します。

●複合(複層)フローリング
複数の層から作る床材を指します。表面加工を施した薄い化粧板に繊維が互い違いになるよう合板を貼り合わせています。
メリット… 狂いが生じにくく、大小様々なサイズがあり、施工も簡単です。単層よりも安く手に入ります。
デメリット…接着剤が剥がれやすく、表面にひびが入ることもあります。

<コルク>

コルク樫の樹皮を原料とした圧縮成形した木質系の床材。耐久性に優れ、吸音性、断熱性も高く、適度な弾力性があります。
メリット…温かみのある素材で、足腰への負担も少なく、万一転倒しても衝撃が緩和されるという特徴があります。
デメリット…紫外線には弱く日焼けしてしまいやすいです。価格は高く初期費用はかかります。傷をつけても補修が難しいため、ボロボロになってきたら全面張り替えを行います。

<シート>

●長尺シート
塩化ビニールから作られるシート状の床材です。発砲層を含まない床材は、表面に凹凸を作るエンボス加工を施し、木の床材と見間違えるほど、精巧に作られています。
メリット… 土足の使用にも耐えられ、抗菌性も備えます。
デメリット…ビニールのため火や熱にとても弱く、取り扱いには注意が必要です。

●クッションフロア
塩化ビニールから作られる床材は、形や大きさを保つ裏打ち材と中間にある発砲層が、歩行の際の足への衝撃を吸収します。 長尺シートと同じく、表面に加工が施されて、木目や石の模様などコンセプトに合わせたシートが選べます。
メリット… 水に強く、摩擦や薬品にも耐えられます
デメリット…熱と重みに弱い特性があります。

<タイル>

●フロアタイル
ビニル系(樹脂)で作られた薄い板状のタイルです。表面のコーティング層により、 土足にも耐えられます。 薬品に強く、床材にはめ込んで設置するタイプや、接着剤を使わず置くだけの床材もあります。広い面に設置する場合は、ズレ防止のために接着剤を塗り、毛足の短いカーペットに敷く場合は、ズレないようベニア板などの 薄い板を挟みます

●タイルカーペット
タイル状のカーペットで、ほかの床材に比べ、取り外しが簡単にでき種類は豊富です。滑り止めの加工が付いた接着剤不要のタイプや、粘着性の弱い接着剤を使ったタイプがあります。保湿性に優れ、寒冷地の使用に向いています。毛足の短いタイプを選ぶと、掃除の手間も少なくて済みます。

<畳>

畳床が天然素材の稲わらを用いた本畳のほかに、畳床に天然木質繊維やポリスチレンフォーム板を用いたものなどもあります。

床材の張り替え方

張り替えのタイミングは目安になります。ポイントは、「歩くと床がきしむ」「床が沈む」など。そのほかに毛のへたり、黒ずみ、色落ち、毎日の掃除と定期メンテナンスでチェックをし、目立つようなら張り替えを考えましょう。

張り替え

床材をすべてはがして、新しい床材に張り替える工法です。
メリット…モルタルを敷いた上に床材を張るため、床の高さを抑えることができます。
デメリット…すべての床材をはがして新しく張り替えるため、工期は長く、古い床材の処分費用がかさみます。

重ね張り

今ある床材をそのままにして、新しい床材を上に重ねる工法です。
メリット…古い床材を取り外す手間がないため、施工の期間は短く、工事費用も抑えられます。
デメリット…下地にも傷みが現れている場合があります。古い床材の軋みや音が鳴るときは、張り替えをおすすめします。

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